【悲報】阪急嵐山駅の住みやすさを調査したらあまりにも不便すぎた…【治安はどう?】

京都市西京区

嵐山駅は京都市西京区にある阪急嵐山線の終着駅です。

京都を代表する観光地のひとつ「嵐山」の玄関口であり、春の桜や秋の紅葉などの四季を感じられる風光明媚なスポット。

行楽シーズンの日中は混雑しますが、このエリアに住めば、早朝など観光客が少ない時間帯に気持ち良く散策ができます。

メイン通りから離れると閑静な住宅街が広がり、治安も良いので、穏やかな暮らしができそう♪

そんな嵐山エリアはやはり人気が高く、SUUMOの住みたい街ランキング関西版にも25位にランクインしています。

【参考】SUUMO住みたい街ランキング2022 関西版

しかし、実際に住むとなるとデメリットも多く、特に買い物環境があまりにも不便すぎるので、注意が必要です。

今回は、嵐山駅周辺の住み心地を、治安・家賃相場・交通アクセス・買い物の利便性・災害リスクなど、さまざまの視点で調査しました!

嵐山(阪急)のデータ

住みやすさ

住みやすさ 2.0

嵐山(阪急)のここが住みやすい!

  • 自然が豊富で、四季折々の風景が楽しめる
  • 有名な神社仏閣が多く、京都らしさを感じられる
  • 閑静な住宅街が広がり、治安が良い
  • 少し歩けば嵐電やJR線も利用できる
  • 駅前にコンビニがある

嵐山(阪急)のここが住みにくい!

  • 駅から徒歩20分以内にスーパーがない
  • 手軽に食事ができる外食チェーン店が少ない
  • 休日や行楽シーズンは観光客で混雑する
  • 夏場は虫が多い
  • 桂川の洪水リスクがある

交通アクセス

交通アクセスの良さ 3.0

嵐山駅は阪急嵐山線の終着駅で、日中は桂行きの電車が毎時4本発着しています。

京都市中心部や大阪方面へは、桂駅で阪急京都線に乗り換えればスムーズにアクセス可能です。

渡月橋を渡って徒歩約12分の距離に嵐電の嵐山駅、徒歩約20分の距離にJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅があり、行き先によって使い分けると良いでしょう。

バス路線は京都市バスと京都バスの2社が乗り入れ、京都駅・四条河原町・三条京阪など、京都の主要なエリアへ向かうバスが多く発着しているので便利ですが、京都のバスは行楽シーズンには大混雑する場合があるので、注意しましょう。

嵐山駅(阪急)から主要駅へのアクセス

駅名 所要時間 運賃 乗換回数
約8分 190円 0回
烏丸 約17分 230円 1回
京都河原町 約19分 230円 1回
京都 約25分 450円 2回
大阪梅田 約45分 400円 1回

治安

治安の良さ 4.0

阪急嵐山駅がある京都市西京区は、京都市11区の中で最も犯罪発生率が低く、治安が良いエリアなので、安心して暮らせますよ。

【参考】京都府の犯罪発生率番付|日本☆地域番付

ただし、阪急嵐山駅から北西側に観光名所の渡月橋や天龍寺があり、世界中から色んな人が集まるので、トラブルも稀に発生します。

駅南東側は閑静な住宅街が広がっており、観光客も立ち寄らないので、静かで落ち着いた暮らしができますよ。

買い物環境

買い物の利便性 1.5

阪急嵐山駅周辺にはスーパーがなく、最寄りのスーパーまで徒歩20分以上かかるので、買い物環境は不便と言わざるを得ません…。

自家用車を利用するにしても、休日や行楽シーズンには観光客で道路が渋滞することが多いので、注意が必要です。

駅前に24時間営業のコンビニ(ミニストップ)があるのが唯一の救いでしょう。

嵐山駅(阪急)周辺のスーパー

店名 営業時間 駅から徒歩 物価の安さ
フレスコ 嵯峨店 9:00~21:00 約22分 3.0
フレスコ 梅津店 9:00~21:45 約23分 3.0
グルメシティ嵯峨店 9:00~21:00 約25分 3.0

飲食店

飲食店の充実度 2.0

渡月橋周辺に観光客向けの飲食店が多く集まっており、湯豆腐や京料理、抹茶スイーツなどを堪能できます。

しかし、手軽に食事を済ませられる外食チェーン店や庶民的なレストランは少ないので、普段の食事には不便さを感じるかもしれません。

災害リスク

住まい探しにおいて、その土地の災害リスクも重要なチェックポイントです。

本項では、嵐山駅周辺の災害リスクをまとめました。

洪水

嵐山駅周辺では、近くを流れる桂川の洪水リスクがあります。

京都市水害ハザードマップによると、桂川が氾濫した場合、嵐山駅周辺では0.5~3m未満の浸水が想定されているようです。

想定の浸水深に達すると、2階の床下まで水没してしまい危険なので、大雨や台風の際は、十分警戒すべきでしょう。

また、桂川沿いの地域では堤防が削られて建物が倒壊する恐れがあるようなので、該当地域に住む場合はより一層の注意が必要です。

【参考】水害ハザードマップ|京都市

土砂災害

京都市土砂災害ハザードマップによると、渡月橋南側の西京区嵐山中尾下町・嵐山虚空蔵山町・嵐山山田町・嵐山山ノ下町などの地域で、土砂災害警戒区域または土砂災害特別警戒区域に指定されている場所があるようです。

いざという時のために、普段から避難場所や経路を確認しておきましょう。

【参考】土砂災害ハザードマップ(西京区)|京都市

地震

最近は地震が多くて不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

京都市西京区で最も大きな被害をもたらすと想定されている「樫原~水尾断層地震」が発生した場合、嵐山駅周辺のほとんどの地域で震度6強、駅南側の嵐山山田町など一部地域で震度7が予測され、大きな被害が想定されているので、いざという時のために、避難場所や経路を確認しておきましょう。

【参考】地震ハザードマップ|京都市

家賃相場

嵐山駅周辺の家賃相場は、一人暮らし向け物件でおおよそ4万円台、ファミリー向け物件でおおよそ6~7万円台のようです。

築年数が古くても良ければ、安い物件を探せば1Kで2万円台から見つかるみたいですよ。

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周辺駅との比較

駅名 1R・1K・1DK 1LDK・2K・2DK 2LDK・3K・3DK
嵐山 4.40万円 6.50万円 7.20万円
松尾大社 4.30万円 6.40万円 7.30万円
上桂 4.50万円 6.60万円 7.50万円
4.30万円 6.50万円 7.50万円

【参考】阪急嵐山線の家賃相場情報|CHINTAI

※家賃相場は時期によって変動するので、ご了承ください。

嵐山(阪急)の住みやすさまとめ

  • 有名観光地の嵐山があり、神社仏閣が多く京都らしい風情を感じられる。
  • 自然がとても豊富で、桜や紅葉など四季折々の風景を堪能できる。
  • 休日や行楽シーズンは混雑するが、駅南東側は閑静な住宅街が広がり、観光客も来ないので治安が良い。
  • 阪急線で烏丸や河原町などの京都市中心部まで20分以内で行ける。
  • 駅から徒歩20分以内にスーパーがなく、買い物には不便。
  • 観光客向けの飲食店が充実しているが、普段使い向けのチェーン店は少ない。
  • 洪水や土砂災害のリスクがあり、大雨や台風の際は警戒が必要。
  • 総合的に見て、風情ある街だが利便性に難あり。周辺エリアで住みやすさを求めるなら桂駅あたりがおすすめ。
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