川西能勢口駅の住みやすさを徹底調査！治安は？【なんでも揃う便利な街】

川西能勢口は駅前に商業施設や飲食店が集中していて便利な街です。

兵庫県川西市の代表駅であり、阪急宝塚線の主要駅のひとつ。至近距離にJR川西池田駅もあり、大阪方面へのアクセスに便利です。

駅前はビルが建ち並ぶ都会的な雰囲気で、商業施設や飲食店が充実。駅から少し離れると住宅街が広がっていて、理想的な住みやすい環境が整っています。

今回は、そんな川西能勢口の住み心地を、治安・家賃相場・交通アクセス・買い物の利便性・災害リスクなど、さまざまの観点から調査しました！

川西能勢口のデータ

住みやすさ

メリット

• 全ての優等列車が停車する
• JR川西池田駅が近く、2路線利用可能
• 駅前に商業施設や飲食店が充実している

デメリット

• 坂道が多い
• 猪名川の洪水リスクがある

家賃相場

川西能勢口駅周辺の家賃相場は、阪神間や北摂エリアでは平均的な相場となっています。

築年数が古くても良ければ、ワンルーム2万円台の物件も見つかるようです。

一人暮らし向け物件は、両隣の池田駅（住所は大阪府になります）、雲雀丘花屋敷駅の方が安いようなので、家賃を節約したい方は、そちらも検討してみると良いでしょう。

1LDK以上のファミリー向け物件は、池田以東より川西能勢口以西の方が安い傾向にあるようです。

周辺駅との比較

【参考】阪急宝塚線の家賃相場情報｜CHINTAI

※家賃相場は時期によって変動するので、ご了承ください。

交通アクセス

川西能勢口駅は、阪急宝塚線と能勢電鉄妙見線の2路線が接続する主要駅で、全ての列車が停車します。

大阪梅田方面の日中の1時間あたりの停車本数は、急行と普通がそれぞれ6本ずつ（交互に発着）の合計12本と、かなり多く便利です。

平日朝ラッシュ時間帯はさらに本数が増え、途中の停車駅が少ない通勤特急や直通特急（いずれも追加料金不要）も運行されています。特に通勤特急は始発駅となっているので、確実に座って大阪梅田まで出ることができますよ。

JR福知山線の川西池田駅が至近距離にあり、ペデストリアンデッキで連絡しています（徒歩約6分）。こちらも快速停車駅で、大阪駅（梅田）まで1本でアクセスできますよ。梅田への経路が阪急・JRの2通りあるので、どちらかが遅延や運転見合わせになっても安心ですね。

神戸方面へは、阪急宝塚線で十三駅まで行き、阪急神戸線に乗り換え、または、川西池田駅からJR福知山線で尼崎駅まで行き、JR東海道本線に乗り換えとなります。

住所は兵庫県ですが、神戸より大阪の方がアクセスが良く、どちらかといえば大阪を拠点に生活される方に便利な立地となっています。

駅前にはバスターミナルがあり、駅から離れた住宅地や、阪急伊丹駅、阪神尼崎駅行きなど、多数のバス路線が発着しています。

主要駅へのアクセス

治安

川西市の犯罪発生率（人口100人あたりの犯罪件数）は、兵庫県内で28位とかなり低く、安心して住める街ですよ。

【参考】兵庫県の犯罪発生率番付｜日本☆地域番付

ただ、駅前は栄えていて飲み屋も多いので、女性の方は、深夜に一人で出歩くのはできるだけ避けた方が良いでしょう。

駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっていて、北摂～阪神間らしい落ち着いた雰囲気です。

近年の事件

【参考】ガッコム安全ナビ

買い物環境・物価

駅の高架下に商業施設「ベルフローラ・かわにし」があり、スーパーKOHYOやマツモトキヨシが入っていて便利です。

さらに、駅前には阪急百貨店が入っている「アステ川西」や、普段使いに便利な店舗が豊富な複合ビル「ラソラ川西」、大型スーパーの西友やイオンがあり、買い物環境がとても充実しています。

特に西友は24時間営業なので、帰りが遅くなっても買い物ができますよ。

下の表は駅周辺のスーパーをまとめたものです。

飲食店

駅の高架下や駅前の商業ビルに飲食店がたくさん入っているで便利です。

駅から徒歩すぐの場所に飲食店が集中しているので、お仕事やお出かけ帰りに手軽に食事を済ませることができますよ。

下の表は駅周辺の主な飲食チェーン店をまとめたものです。

災害リスク

洪水

近くに猪名川が流れていて、洪水のリスクがあります。

兵庫県CGハザードマップによると、川西能勢口駅周辺の多くの地域では、0.5～3.0m未満の洪水浸水想定区域に指定されているようです。

浸水深が2.0mを超えると、2階の軒下まで浸水してしまい危険なので、十分警戒すべきでしょう。

また、猪名川沿いや、その支流の最明寺川沿いの地域では、河岸侵食による家屋倒壊等氾濫想定区域にも指定されているようなので、近くに住む場合は注意が必要です。

ハザードマップや避難経路は、日頃から確認しておくことをおすすめします。

なお、駅西側は高台になっているので、洪水のリスクは低くなっています。

土砂災害

駅西側の高台の地域は、洪水のリスクが低いですが、その一方で土砂災害のリスクを伴います。

ハザードマップによると、川西市花屋敷、霞ヶ丘、火打などの地域で、土砂災害警戒区域に指定されている場所があるようなので、近くに住む場合は、万が一に備えておくべきでしょう。

【参考】兵庫県 CGハザードマップ（地域の風水害対策情報）

まとめ

• 駅前に数多くの商業施設や飲食店があり、買い物や食事に便利。

• 便利なものは駅前に集中していて、駅から離れると閑静な住宅街が広がる。

• 兵庫県内でも犯罪発生率が低い地域で、治安が良い。

• 阪急、能勢電鉄の全ての列車が停車し、大阪方面へのアクセスに便利。

• JR川西池田駅とペデストリアンデッキで連絡していて、大阪や神戸へは2通りの経路が利用できる。

• 神戸よりも大阪の方が近く、住所は兵庫県だけど大阪を拠点に生活される方におすすめ。

• 主に駅東側では猪名川の洪水リスクがあり、警戒が必要。

• 駅西側は高台になっていて、坂道が多く、土砂災害のリスクがある。